2017年03月

カブカヨソウでお金をふやせるか

田中唯株価予想

予想外のトランプ大統領就任から約2ヶ月が経ちました。当初、下落すると思われていた株価は、過去の高値を更新中です。


こんなニュースを聞いていると、「これからもっと株価が上がるかもしれないからちょっと株式投資でもやってみるか」、と思ってしまう方も多いかもしれませんね。


だって、買ったときよりも値段が上がれば儲けが出るし、株価が上昇傾向にある今は買い時だ!と感じても不思議ではありません。


でも、そういうふうに考えているのであればちょっと待ってください。


先ほどの、「これからもっと株価が上がるかもしれないからちょっと株式投資でもやってみるか」というのは、株価が上がるかもしれない、という予想ですよね。これのどこが「待った」なのか。


それは、「予想」に基づいて株式投資をしようとしていることです!よく考えてください。予想って、当て続けることができますか?本当に予想を当て続ける事ができたら、私だったら働かないや(笑)。


つまり、予想を当て続けることは不可能だということ。私は、予想が悪いことだとは言っていません。ただ、予想に基づいてお金を投じてもその予想が外れたときに、大事なお金が吹っ飛ぶ可能性があるということはしっかり頭に入れておきたいです。


金融業界には有名な言葉があります。それは「カブカヨソウ」。

反対から読んでみて下さい。


はい、分かりましたね。


先ほども予想することは悪いとは思わない、と書きましたが、予想に基づいてお金を投じるときは、失ってもいいお金でやることが賢明だと私は思います。


たまには遠くの目標より近くの満足を

田中ゆいおやつ

私は昔から小説が好きです。小学生の頃、近所のおばちゃんに小説をもらったのがきっかけです。頭の中で、登場人物の声や風景を自由に作り上げられるのがとても魅力的。


でも、最近は仕事関連の書籍しか読めず、ここ4~5年は小説を読めていません。とにかく「小説が読みたいねん!」というのが、私の願望です・・・(笑)。


そのことを友人に話すと、「自分は読むときの雰囲気も結構重視している」と言っていました。なので、家で読むよりも図書館や本が読めるようなカフェで本を読むそうです。優雅だ!憧れる!


そんな話をしたときに、ふと思ったことがあります。それは、時間があったらやりたいことは人それぞれだけど、それを実現するには、実は「時間」や「場所」や「お金」など、結構確保しなければならないものが多いんじゃないか?ということ。


私のように、本と時間さえあればいい!という人もいれば、友人のように本と時間と場所が必要!という人もいます。また別の人は、質のいいサービスを受けたい!などお金が必要になってくる人もいます。


私の場合、教育費の準備や住宅資金、老後資金など、大きなお金が必要になるイベントに対しては対策を取っていますが、日々の生活に押し流されて、些細な「やりたいこと」に大して「必要なもの」を考えていませんでした。


たまには、大きなイベントのお金について考えるのではなく、ちょっとした「やりたいこと」をするにはどれくらいの「時間」や「お金」がかかるのか、考えてもいいかもしれませんね。


僕は宇宙に行く

田中唯宇宙01

と、壮大な夢を宣言した長男。今まではパトカーや電車に興味があったのに、最近のブームはもっぱら「宇宙」。


先日、じーじからスペースシャトルのおもちゃをもらって、「これで宇宙まで行けるで!」と自信満々に教えてくれます。


子どもは自由に夢を語りますよね。長男は今は「宇宙に行く」ことが夢ですが、昨年は「カブトムシになる!」とか「ダンゴムシになる!」など虫になることが夢でした(笑)。ちなみに長女は「ケーキ屋さんと病院屋さん」です。


子どもの夢を聞くのは、親として楽しみであり、とても面白いものです。本気でその夢を目指すことになった時は、応援してあげたいし叶えてるためのバックアップはしてあげたい。


さて、かいじゅうママ一家の場合、ほんとに長女が「ケーキ屋さんと病院屋さん」、長男が「宇宙に行く(宇宙飛行士になるかな?)」ことを目指したらどうするか。


それは、「すぐに電卓をはじく」!


もちろん、応援することは大前提ですが、一体いくら費用がかかるのかを子どもと一緒に調べますね。自分たちがもっている資産で足りるのかを真剣に考えます。


あと、このときに自分たちの老後資金も足りるのか試算します。なぜって?それは、子どもの教育費がかからなくなる時期と自分たちが老後準備を迎える時期が近いからです。


自分たちの資金をすべて子どもの教育費に使ってしまったら、老後は子どもの世話になる可能性が出てきますから、老後資金の確保も一緒に考える必要があると思います。


さて、みなさんのお子様が夢を本気で実現させたいとなったとき、親として十分な準備はできていますか?

その考え方、実はマズくない??

田中唯スケジュール01


みなさん、こんにちは。かいじゅうママです。今日は、お金を貯めるのは実は難しいという話をしたいと思います。


40代50代に入ってくると、そろそろ「老後」について考え始める方が多いです。その年代でローン返済中だったり、子どもの教育費が莫大にかかっている人が口にするのは、


「ローンの返済が終われば、その分お金が浮くから老後資金はその浮いたお金で準備するよ」


「子どもが独立したら教育費と子どもにかかっていた費用がかからないから結構お金に余裕が出ると思っています」


口に出さなくとも、こう考えている人は多いのではないでしょうか。


私は言いたい!

それって安易な考え方だよ!って。


ローンの返済が仮に月10万円だったとしたら、完済した後は今まで返済していた月10万円、年間で考えると120万円、余裕が出るのでその金額は確実に貯まるはずですよね。


しかし、確実に年間120万円貯められている人はなかなかいません。

よくて半分といったところでしょうか。


「いやいや、私は違うよ~」って思っているアナタ。

これは簡単そうに思えてなかなか難しいことなんです。


なぜって?

それは、生活レベルは無意識のうちに簡単に上がってしまっているからです。


先ほどの例で考えると、ローンが完済されたら月10万円余裕が出ます。

少し想像してみてください。

10万円も使えるお金があると、


「ちょっとくらい外食してもいいかな」

「今までローンを頑張って返済したんだから、ちょっとくらい欲しいものを買ってもいいよね!?」


なんていう、悪魔のささやき(とまで言うと言いすぎかしら)が聞こえてきそうですよね。


そういう誘惑に乗ってしまうと、気づいたときにはお金が貯まっていない!なんていう危機的状況に陥る可能性大です。


ですから、そういう状況を避けるためにも、お金を準備するときには自動引落のような仕組みを使うことをおススメします。

また、上記のような状況に該当しない人も、ぜひ将来のお金をどう作っていくのがベストか、しっかり考えておきましょうね~!


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プロフィール

大学卒業後、大手保険会社のシステム会社に勤務。その後、結婚・出産を機に現在のFP事務所へ転職。

それまでは、将来のためにお金が必要だという事はなんとなくわかっていたものの、あまり真剣に考えてなかった私。でも、子供が生まれ、『この子を育てるためにいくら必要なのか』という命題にリアルに直面。

なんと大学までにかかる費用は約1500万! 我が家には2人のチビがいるので約3000万です!

現実をつきつけられて、「真剣にお金のことを考えなければいけない」と心を入れ替えました。

子育てに限らず、生きていく中でやはりお金は必要不可欠。なにか起きてから考えて対策を打つのでは遅すぎます。だから、常日頃から、お金に関するアンテナで情報や知識を受信することが大事なんですよ。

このブログは、みなさんの「お金アンテナ」で受信して共感して活かしてもらおうと、私が日々の生活や仕事の中で体験して学んだ「お金の知識」を綴って行こうと思って立ち上げました。

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