2015年03月

お金がいるのはどんな時?

どーも、かいじゅうママです。

1日に1回もお金を使わない日があると、
ちょっと「今日は節約したかも(。≖ิ‿≖ิ)」とか思ってますが、
お金がいるのはもちろん「毎日」だと思います。

出勤前にコーヒー買ったり、
同僚とランチに行ったり、
夜はデートしたりと、
いつもいつも小さなお金は使っていると思います。

でも、そんな小さなお金はみなさん持っているわけで、
考えないといけないのは、どーーーんと高額なお金が必要になるときです。

高額なお金という金額は何百万円~何千万円という単位です。

私の場合ですが、
結婚資金 400万円ちょっと
 (夏の挙式だったので、およそ80万円の値引きがあってこの値段でした)
教育費 高校から私学に行くと想定して、1人1500万円
 (チビ2人だから3000万円
将来は絶対家が欲しいと思っているので、5000万円くらい。
で、快適な老後生活のために夫婦二人で8000万円くらい。

ちょっと、書いているだけで自分で大丈夫かい、
と不安になってきましたが、
こんな金額が必要になるわけですヨ。。。

yui
 
私は、小さい頃から両親が積立投資をしてくれてたおかげで
早くからこれらの資金を準備することができていますが、
今「ヤバイ!!!」と思ったあなた、
そう思ったことが大事です。

ヤバイと思えることは、危機感があるということですよね。
前回のブログ『勉強するってしんどいよね~』でも言いましたが、
危機感を感じたら「準備する」という行動が起こせると思います。

両親が積立投資してくれてたということを知ったのは
大学4回生になってからでした。

なので、大学時代のバイト代はコツコツ貯金していたわけで、
ふえていく残高を見ながらニマニマしてたんです。
でも、お金が貯まって嬉しい反面
ちょっと疑問が出てきたんです。

大人になってもきっとこの貯金額は大幅には上がらないだろうなぁ。。。
それならどうやって結婚資金とか老後資金って準備するんだろう、
なんとかなるのかしら?
みたいな疑問が浮かんできたんですね。

で、両親に「将来のお金ってどうやって貯めんの?」
と聞いたら、投資で積立してくれてるのを聞いて、
お金って、そうやって準備しないとダメなんか!!
と衝撃を受けたのです!

やり方は至って普通。
細かいお話は別の機会に書きたいと思いますが
要は、お金を働かせてお金を生んでいる仕組みを
利用しているだけで、特別な方法を使ってないということ。

なんでみんなやらないん?
と聞いたら
「学校で金融の勉強してないし、自分たちの親からも教えられてないから」

そ、そんな、育った環境次第だなんて悲しい・・・

NISAが始まってから「投資」が身近になりつつありますが、
それでも根強い預貯金派。
預貯金だけで、結婚資金、教育資金、住宅資金、老後資金
そして今を楽しむ資金。
全部まかなえますか??

まかなえないなら、不足分はどうやって準備するか
考えていますか?

「ヤバイ」と思ったなら行動するための心の準備はできたはず!
さぁ、何から始めないといけないか考えましょう!

お金も老化するんだよ!

お肌の曲がり角は25歳を過ぎてから~
なんて言いますが、お金も老化するんですよ!

yui
 
もちろん、人間みたいにシワやシミが出るわけではございませんが。

お金の老化とは、つまりお金の価値が下がるということです。
断っておきますが・・・ 人が老化したら価値がなくなるとは言ってませんよ!!笑

お金が老化するということは、言い換えると
経済が成長しているということなんだけど、
経済が成長していることをリアルタイムで
実感している人ってあんまりいないんじゃないかな。。。

またまた子どもネタになりますが、
こないだコンビニで買い物してたときです。
お姉ちゃんが「コチョレート(チョコのこと笑)食べたいから買ってもいい?」
と聞いてきたんですね。

チョコレート、カロリー高いからなぁ、、、とか悩んでるうちに
お姉ちゃんが取ったのは、懐かしのチロルチョコ!
懐かし~でもなんかちっちゃくない?
と思って値段見たら30円!

え!?
チロルチョコって10円では!?
しかもサイズダウン!?
とびっくりなママですよ!!

もーなんかショックの一言ですよ。
そんなママの気も知らず、
お姉ちゃんは勝手にレジ通してるし。。。

まぁ、何が言いたいかというと
モノの値段は常に動いていて、
1年や2年では値段が倍になったとか分からないけど
10年や20年の単位で見ると確実に値段は上がっていくということです。

子どもからしたら10円が30円になるって死活問題ですよね。
「遠足のおやつ減っちゃうよ!」って言いたくなるわ。

つまり、同じモノが20年前は10円だったのに
今は30円になっている。
これは、10円というお金の価値が下がったということです。
(10円を3枚も出さないと買えないから)

10円が30円になったところで、大人の皆さんは
ちょっと怪訝な顔しつつも払うことができると思いますが、
これがもっと大きな金額だとどうですか?

例えばたんす預金で100万円あったとしましょう。
20年後に物価が2倍になりました。
ということは、100万円のモノは200万円になっています。
たんす預金の100万円で200万円のモノは買えませんよね。

さらにいうと、たんす預金では泥棒が入ったら危ないと考えたあなたは、
銀行に100万円を預けました。
20年後引出したら利息がついて150万円になっていました。
でも物価は2倍ですから200万円のモノは買えませんよね。

つまり、みなさんの、お金がふえた減ったの判断基準は、
恐らくお金の量がふえた減ったという基準になっていませんか?
それはそれで必要な基準ですが、本当に必要な基準は
そのときに欲しいものが、今持っているお金で買えるかどうか、です。

日々の生活をする中で、こんな判断は必要ないけど
10年20年先のライフプランを考えるときには
とても重要な判断になります。

自分のお金のふやす手段が、お金を老化させないか。
今一度見つめなおしてください。

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プロフィール

大学卒業後、大手保険会社のシステム会社に勤務。その後、結婚・出産を機に現在のFP事務所へ転職。

それまでは、将来のためにお金が必要だという事はなんとなくわかっていたものの、あまり真剣に考えてなかった私。でも、子供が生まれ、『この子を育てるためにいくら必要なのか』という命題にリアルに直面。

なんと大学までにかかる費用は約1500万! 我が家には2人のチビがいるので約3000万です!

現実をつきつけられて、「真剣にお金のことを考えなければいけない」と心を入れ替えました。

子育てに限らず、生きていく中でやはりお金は必要不可欠。なにか起きてから考えて対策を打つのでは遅すぎます。だから、常日頃から、お金に関するアンテナで情報や知識を受信することが大事なんですよ。

このブログは、みなさんの「お金アンテナ」で受信して共感して活かしてもらおうと、私が日々の生活や仕事の中で体験して学んだ「お金の知識」を綴って行こうと思って立ち上げました。

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