田中唯1円

どーも、かいじゅうママです。


先日お姉ちゃんが、「ママ、1円玉が1番いいんやろ?」と言ってきました。きっと「1番いい」というのは、「1番高価」という意味だと思われる…。


その時は、サラッと


「違うよ、1円玉が1番安いんやで」

「ふ~ん、そうなんや!」


と簡単なやり取りで会話が終了してしまいましたが、そもそも何で「1円玉が1番」と思ったのか疑問を持ちました。


同僚にこの話をしたら、「1等賞とか1位とか、「1」が1番いいというイメージなんじゃない?」と言われ、なるほど~と合点がいきました。


確かに、子どもの頃って紙幣よりも硬貨の方が持っていてかっこいい!と思っていましたし、お姉ちゃんもそれと似た感覚だったのかな?と思いました。


ところで、お姉ちゃんにこの質問をされたから気づいたことですが、子どもにお金の価値(1円玉は10円より安いとか、100円玉は50円玉より高いとか)を伝えるのって、すごく難しい!


年中・年長にもなれば、1から100まで数を数えることはできても、その大小の関係性まで分かっているお子様は少ないと思われます(少なくともうちの子は分かっていません)。


その状態で、「1円玉が1番安い硬貨である」とどう伝えたらいいのだろう…。ん~~~、答えが出ない!買い物を通して分かることなのかしら…。


子どもの頃からお金の話ができる家庭にしたいと思って、日ごろからお金に触れられるようにしているのですが、だからこそぶち当たる壁なのかも…。


そもそも、1万円札の原価って22~23円であることはご存知ですか?そんな安い原価で「1万円」の価値を生み出すって、一体どういう仕組みになっているんだろう?って普通に疑問が湧きますね。


このあたりを説明すると、長くなってしまうのでまたの機会にしたいと思いますが、これを機に、お金の価値やお金が生まれた歴史など子どもと一緒に勉強しようと思います!


皆さんも、お金の価値ってどう決まっているのか、ぜひ考えてみてはいかがですか?