「人生でお金のかかる買い物」
と言われて頭に思い浮かべるのは
 
・マイホーム
・車
 
などでしょうか。

私は、大学卒業後、
某保険会社のグループ企業の
システム会社に入社しました。
入社してから半年間ずっと研修でしたが、
その合間に、2~3回生命保険や
医療保険の案内がありました。

話をしてくれたのは、ベテランのいわゆる
「保険のおばちゃん」たち。
話の後に、5~6人のグループに分けられ、
丁寧に質疑応答に答えてくれました。
 
ほとんどは、「保険かけとかないと、将来大変やで~」
という具合に不安を煽られ、
同期の多くは、独身にもかかわらず
死亡保障がウン千万の保険契約を
かわしていました。

田中唯保険使いすぎ
 

まぁ、人間誰しも不安を煽られたら
何かに頼りたい気持ちにはなるよね。

みなさんの中にも保険に
加入している人はいると思いますが、
どうしてその保険に入ったか、
はっきりと理由を言える人はいますか?

「なんとなく不安」
「周りが入ったから入らないとだめだと感じた」
と、曖昧な動機ではありませんでしたか?

気軽に保険に入る人が多いですが、
実は保険は、人生の中で
住宅に次ぐ2番目に高い買い物なんですよ!!

例えば、あなたが今30歳で毎月3万円の生命保険に
加入していたとしましょう。
保険料の払い込みが完了するのが60歳だったら
30年間毎月3万円を払い込まなければなりません。

つまり、
30年×12ヶ月×3万円=1080万円!!

毎月3万円積立てるのもなかなか大変ですが、
それが30年も経つと1080万円にもなるんです。

そんなに多くのお金を払うのに、
「なんとなく不安」
「周りが入ったから入らないとだめだと感じた」
という曖昧な動機で「いいよ」といえる人は
どれくらいいるのでしょうか。

保険を全面否定しているのではありません。
万一に備えるための、リスクマネジメントとして、
保険は必要です。
でも、必要以上に保険をかけていたり
訳も分からないのに保険をかけていたりするのは
お金も時間もとってももったいないです。

自分で入った保険、
本当に必要なものなのか
自分に合ったものなのか
今一度考えてみてください。